History 伸童舎の軌跡
伸童舎の創業者である野崎欣宏(ノザキ ヨシヒロ)は、
1963年の日本初のTVアニメ「鉄腕アトム(制作:虫プロダクション)」からアニメ制作に携わってきました。
週単位でのTV放送を可能にした「バンクシステム」のノウハウや「設定制作」という役職を確立し、
「ジャングル大帝」など多数のTVアニメ作品の制作に邁進しました。
虫プロを離れた後は『宇宙戦艦ヤマト』のプロジェクトに参画し、
時代を変えるオリジナルアニメ制作に挑戦することになります。
その後、業界初となる「アニメ作品の記録全集」の出版に奔走し、
さらに、世に言う「長浜ロマンロボ三部作」など、『機動戦士ガンダム』の前身ともいえる、
「ティーンエイジを意識したロボットアニメ作品」の制作に携わります。
また、児童書の常識を覆した「アニメ絵本」や、後に多くのクリエイターを輩出する
“アニメマニアの梁山泊”こと「漫画画廊」のプロデュースなど、
当時には無かった着眼点から様々な試みを実行していました。
そして1981年、伸童舎を創業します。
当初は「ガンダム記録全集」や「デュアルマガジン」をはじめ、セル画付きアニメムック、
アニメ絵本などを編集するために設立されました。
「ダグラムキャラバン」への協力、『青の騎士ベルゼルガ物語』の企画と刊行。
そして『機動戦士Zガンダム』『機動戦士ガンダムZZ』シリーズのデザイン制作など、
次第に参集したメンバーの企図を実現するための拠点となっていきました。
その後、アニメ誌や模型雑誌の編集などと平行して、
オリジナル企画『聖刻(ワース)』シリーズを立ち上げ、小説『聖刻1092』シリーズ、
TRPG『ワースブレイド』シリーズを展開。
さらに『聖刻』シリーズは、同一世界の異なるタイムラインを舞台として、
出版社やメディアの垣根を越えて数多くのスピンオフを産み出しています。
また、アニメ関連の資料を“書籍”として再構築するEB(エンターティメント・バイブル)シリーズの創刊、
プラモデルの新規ブランドの立ち上げに協力するなど、
アニメ業界の異端児集団として様々なインパクトを残してきました。
2000年代になってからはアニメ作品のパッケージやラノベ関連のデザインなどを数多く手掛け、
市場シェアの獲得に伴い業界の最先端を疾走し、あるいは最深部で暗躍し続けてきました。
やがて2011年(創業30周年)を経て、代表取締役社長に野崎伸治が就任致しました。
新体制に伴う事業継承と経営革新を遂行することで、伝統と革新の両軸を持つ次時代が始まりました。
デザイン事業と企画プロデュース事業により、
独自ポジショニングを持ちながら、新たに時代に挑戦する指針です。
アニメ創成期の「鉄腕アトム」から50年数年。
幾つもの時代の変化と共に進化を遂げ、これからも伸童舎は歩みます。
History 沿革
・ 1981年 4月16日
・ 1981年
・ 1982年
・ 1982年
・ 1985年
・ 1985年
・ 1985年
・ 1986年
・ 1987年
・ 1988年
・ 1989年
・ 1990年
・ 1994年
・ 1995年
・ 1996年
・ 1996年
・ 1997年
・ 1998年
・ 2000年 初期
・ 2005年〜
・ 2008年
・ 2011年
・ 2012年
・ 2014年
・ 2016年
・ 2016年
・ 2018年
・ 2018年
・ 2019年
・ 2020年
・ 2021年
・ 2026年
野崎欣宏により創立
「ガンダム記録全集」
「デュアルマガジン」
ジオラマイベント
ガンダム メカデザイン
「ジ・アニメ」編集制作
青の騎士ベルゼルガ物語 企画プロデュース
聖刻プロジェクト「狩猟機1092」連載開始
オリジナルOVAアニメ「デルパワーX」
「聖刻1092」刊行開始
「ワースブレイド・スタートセット」発売
「聖刻1092」ソノラマ文庫カセット版発売
文化放送ラジオドラマ「聖刻覇伝ラシュオーンの嵐」放送
スーパーファミコンソフト「真・聖刻」発売
ワースプロジェクト プラモ展開など
SDガンダム 編集制作
プレイステーションソフト「聖刻1092」発売
「MS大全集」 編集制作
企画・編プロ事業に加え、デザイン事業を開始
ライトノベル装丁デザイン 多数デザイン制作
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」など
野崎伸治が代表取締役に就任
経営革新を実施
アニメーション製作を推進
聖刻30周年・生誕祭開催
企画プロデュース事業開始
クリエイターズシェアハウス「SCH」事業開始
聖刻レギオン ゲームマーケット出展
ワースブレイド メタルフィギュア発売
聖刻1092 メタルフィギュア発売
聖刻1092 神樹編第4部クラウドファンディング達成
聖刻生誕40周年